頭痛の原因、首コリじゃなくてマグネシウム不足だったのかもしれない

頭痛とマグネシウム

ジョージ
また頭痛だよ…これ、首こりのせいだと思うんだよね
アーサー
僕も長いことそう思ってたよ。でも、原因は別のところにあったかもしれない...
ジョージ
別のところ?
アーサー
マグネシウム不足かもしれないってどこかで見てさー。意識して摂るようにしたら、頻度が減ってきてるの
ジョージ
へえ、サプリでも飲んだの?
アーサー
それが「にがり」なんだ。安いし、味噌汁に少し垂らすだけ。

長いあいだ首コリのせいだと思っていた頭痛が、にがりでマグネシウムを摂るようになってから、私の場合は明らかに頻度が減りました。効くと言い切れるものではないけれど、調べたことと試したことを正直にまとめます。

片頭痛持ちの人なら、「また来た」というあの感覚、分かってもらえると思います。私は長年、これは首コリや肩のこわばりから来ているものだと思い込んでいました。デスクワークで同じ姿勢が続くし、実際に首や肩はいつも張っている。だから原因はそこだろう、と。でロキソニンを飲んでたんですが、ロキソニンを飲んでたんですが、ロキソニンってずっと飲んでると胃が荒れるらしいのです。胃をやられると酒がまずくなるので、これはまずいと思い始めました。

たまたま見かけた何かの記事でマグネシウムを取るといいらしいと読んで、試しに摂るようになったところ、頭痛の頻度が私の場合、減っていきました。最初の1ヶ月ぐらいは偶然かと思っていたのですが、続けるうちに「あれ、そういえば最近あの感じが少ないな」と気づいたんです。この記事は、その体験と、あとから調べて分かったことを分けて正直に書いていきます。先にお断りしておくと、これは医学的な効果を保証する話ではありません。また片頭痛の原因は、コリや栄養不足のほかに様々な原因があるので、あくまで個人の体験です。

目次

首コリのせいだと思っていた頭痛の話

私の頭痛は、ズキズキと脈打つような痛みが片側に出るタイプでした。ひどいときは半日ほど何も手につかなくなります。長いこと「首や肩のこりが引き金だ」と信じていて、ストレッチやマッサージで対処していました。でロキソニンを飲んでたんですが、もちろんそれで多少はラクになるのですが、頻度そのものはなかなか変わりませんでした。

転機は、頭痛対策とは無関係のところから来ました。ミネラル不足が気になって、マグネシウムを取るといいらしいと情報を入手して、まずは「するめ」を食べることにしました。

そもそも片頭痛とマグネシウムって関係あるの?

調べてみると、片頭痛とマグネシウムの関係は以前から研究されているテーマでした。片頭痛のある人では脳内のマグネシウムが低下していることが多い、と複数の研究で報告されているそうです。マグネシウムは神経の興奮を抑える方向にはたらく(NMDA受容体の調整や、血管・血小板への作用など)とされていて、そこが片頭痛と結びつくのではないか、という考え方です。

ここで正直に書いておきたいのですが、研究で使われているのは「1日500〜600mg」といったサプリメントでの補給で、しかも効果の出方には個人差があります。私がやっているような、にがりを食事に少し足す程度で同じ量が摂れているわけではありません。ですので「研究でそういう報告がある」ことと「私に効いた(気がする)」ことは、分けて読んでもらえたらと思います。

【体験】するめから、安いにがりに乗り換えた

最初のうちはするめを食べていました。噛みごたえもあるし手軽なのですが、正直しょっぱいので塩分が気になり、近年は不漁が続いているので、地味に値段が高い。毎日続けるにはハードルがあるな、と感じていました。

そこで見つけたのが「にがり」です。にがりは海水からできるマグネシウムを多く含んだ液体で、値段も安く、少量で長く使えます。私が使っているのは楽天で買った「天海のにがり」です。

摂り方はいたってシンプルで、夕食の味噌汁に15mlほど垂らす、というのが基本です。味はほとんど気になりません。味噌汁がないときは、そのまま少量を飲むこともあります(正直これはけっこう苦いですが)。そして大事なのは、毎日きっちり摂らなくてもいいということ。私は「今日は忘れたな」という日もありますが、それでもゆるく続けられています。続けやすさは、対策として意外と大事なところだと思います。

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でも「効く」とは言い切れない理由

ここまで前向きに書いてきましたが、大事なことを付け加えます。マグネシウムは、片頭痛の特効薬ではありません。

日本頭痛学会のガイドラインでも、マグネシウムによる片頭痛予防は「弱い推奨」で、エビデンス(科学的な裏づけ)の確実性は「C(低い)」とされています。つまり「試す価値はあるかもしれないが、確実に効くと言えるほどの強い証拠はない」という位置づけです。あくまでお薬の代わりではなく、補助的な位置づけとされていて、効果を判断するにも最低3ヶ月ほどの継続が目安と言われています。

私の「頻度が減った」という実感も、正直に言えば体験談の域を出ません。生活リズムや別の要因が重なっただけかもしれません。だからこの記事は「これで治る」とおすすめするものではなく、「こういう選択肢もあるらしいよ」という温度でとらえてもらえたらうれしいです。

にがりの摂り方・量・注意点

にがりはサプリと違って液体なので、量の感覚がつかみにくい面があります。試す場合の注意点をまとめておきます。

  • 量は必ず商品の表示に従う。にがりは製品によって濃さが違うので、パッケージの摂取目安を守ってください。「たくさん摂れば効く」ものではありません
  • まずは少量から。マグネシウムは摂りすぎるとお腹がゆるくなったり下痢をしたりすることがあります。毎日必須ではないので、体調を見ながらゆるく
  • 腎臓に不安がある人・持病がある人・お薬を飲んでいる人は、始める前に医師や薬剤師に相談を。マグネシウムは薬との飲み合わせや、腎機能によっては注意が必要です
  • 片頭痛がひどい・回数が多い場合は、自己対処だけで済ませず一度医療機関へ。予防薬など、より確実な選択肢があります

肌に塗る「マグネシウムバーム」はどう?飲むのとどっちがいい?

マグネシウムを調べていると、飲むタイプだけでなく、肌に塗る「マグネシウムバーム」やオイル、入浴用のフレークもよく出てきます。「飲むのが苦手なら塗ればいいのでは?」と思いますよね。私も気になって調べました。

結論から言うと、片頭痛予防のように「体全体のマグネシウムを補う」目的なら、塗るタイプはあまり期待しないほうがよさそうです。皮膚からマグネシウムが入る経路は毛穴や汗腺くらいで、これは皮膚全体のごく一部。研究でも、経皮でのマグネシウム補給の効果は「弱い・はっきりしない」とされていて、質の高い試験でも血液中のマグネシウムがしっかり増えたとは言えない、というのが今のところの見方です。ですので、飲むこと(経口)の代わりにはなりにくい、と考えておくのが無難です。

ただ、まったく無駄というわけでもありません。塗った部分のこわばり感のケアや、肌の保湿、お風呂上がり・寝る前に脚をマッサージするようなリラックス用途で使っている人はいます。「全身のマグネシウム補給」ではなく「肌ケア・局所のセルフケア」として割り切って使うぶんには、選択肢のひとつだと思います。私自身は、頭痛対策としてのマグネシウムは飲む(にがり)でいい、という結論に落ち着きました。目的で使い分けるのがよさそうです。


マグネシウムを多く含む食品10種類の比較表

マグネシウムは、サプリだけでなくふだんの食事からも摂れます。どんな食品に多いのか、私が調べたものを表にまとめてみました。
ひとつ注意したいのが、この手の表でよく見る「100gあたりの含有量」の順位です。それだと乾燥わかめやあおさのような乾物が上位を独占してしまうのですが、乾物を一度に100gも食べることはまずありません。なので今回は、1食で現実的に食べる量に換算した順に並べ替えています。

マグネシウムを多く含む食品

1食あたりで実際に摂れる量の多い順。含有量は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」、推奨量は厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」より

こうして並べてみると、意外と豆腐やごはんのような「主食・主菜まわり」が効いてくるのが分かります。とくに木綿豆腐は、にがり(塩化マグネシウム)を凝固剤に使ったものだと100gあたり76mg。1/2丁食べれば114mgになる計算です。

逆に、ひじきやごまは100gあたりの数字こそ大きいものの、小鉢1皿や大さじ1という現実的な量だと30mg前後にとどまります。「マグネシウムといえば海藻」というイメージだけで頼りきるのは、ちょっと心もとないかもしれません。乾物の場合は日持ちする利点があるので、常備しておいてもいいかも。
ちなみに1日の推奨量は成人男性で340〜380mg、女性で270〜290mg。表の食品をいくつか組み合わせれば届く範囲ではありますが、毎日きっちり計算して食べるのは正直しんどいです。私がにがりを足すようになったのも、そのあたりのゆるい埋め合わせという感覚が近いです。

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おまけ:にがりはごはんもつやつやに炊ける

これは完全な副産物なのですが、にがりはお米を炊くときに数滴入れると、ごはんがつやつやに炊き上がります。(裏面に使用方法で書いてありました)
にがりに含まれるミネラルの効果だそうで、地味にうれしいです。

にがり

にがり

頭痛対策として始めて、もし自分には合わないなと思っても、料理にそのまま使い切れるのはにがりの気楽なところです。サプリだと「合わなかったら余る」となりがちですが、その心配が少ないのは、続けるハードルを下げてくれていると思います。

まとめ:試すなら、持病がある方はまず主治医に相談してからに。

私の場合は、首コリのせいだと思い込んでいた頭痛が、にがりでマグネシウムを摂るようになってから頻度が減りました。ただ、それは私ひとりの体験で、医学的に「効く」と保証できるものではありません。ガイドライン上も、あくまで補助的な位置づけです。

それでも、安くて手軽で、料理にも使えて、続けやすい。効果を実感できるのは、私の場合は、1ヶ月後ぐらいからでした。「薬以外に何かできることはないかな」と探している人にとって、選択肢のひとつとして知っておく価値はあると思います。
頭痛がひどく、MRIも取りましたが何もなかったけど、ロキソニン飲み続けるのも嫌気がさしたし、年齢もある程度いってきて、薬を飲まないですむならそのほうがいいと考えるようになってきたからです。もし試すなら、量は商品表示を守って少量から。持病がある方は、まず主治医や薬剤師に一言相談してから始めてください。

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