book note

行動経済学が最強の学問である

2024年5月8日

行動経済学が最強の学問である
菅原 洋平 (著)
出版:SBクリエイティブ
定価:1,870円
発行:2023/6/1

この本はどんな本?

どんな本かー、人が選択するときにどんなふうに選ぶかといった行動を経済につなげる学問?かな
アーサー

ジョージ
へー?

「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」らしいよ
アーサー

ジョージ
ビジネスパーソンだったけ?

へへっ、まあね。人を思惑どおりに誘導するのに役立つよ。少なくとも脳の「認知のクセ」について知っておくのは誰にでもあてはまるんじゃない?
アーサー

ジョージ
それはそれは。

人間が理性と感性でなぜそのように行動するかをバイアスとか、気分とか、いろいろな理論で説明してくれます。


ビジネスパーソンにとって、
行動経済学ほど「イケてる学問」はない。

現に世界のビジネス界では、
その影響力はますます強まっている。

いま世界の名だたるトップ企業の間で、
「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が、
頻繁に繰り広げられている。
1人の人材獲得に何千万円もの資金が動き、
企業には「行動経済学チーム」までできている。

ビジネス界の要請を受けた世界のトップ大学が、
次々と「行動経済学部」を新設し始めている。
MBAのように、多くのビジネスパーソンが
行動経済学を学びに集まっている。

もはや行動経済学は、
「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」
となっているのだ。

しかし、行動経済学は新しい学問であるが故に、
これまで体系化されてこなかった。
理論を一つ一つ丸暗記するしかなく、
なかなか「本質」がつかめなかった。

そこで本書では、基礎知識をおさえた上で、
「ナッジ理論」「システム1vsシステム2」
「プロスペクト理論」から、
「身体的認知」「アフェクト」「不確実性理論」
「パワー・オブ・ビコーズ」まで、
「主要理論」を初めて体系化するという、
これまでにない手法で、行動経済学を解説する。

※カバー画像が異なる場合があります。

●目次
■プロローグ いま世界のビジネスエリートがこぞって学ぶのが「行動経済学」
■序章 本書といわゆる「行動経済学入門」の違い
■第1章 認知のクセ――脳の「認知のクセ」が人の意思決定に影響する
■第2章 状況――置かれた「状況」が人の意思決定に影響する
■第3章 感情――その時の「感情」が人の意思決定に影響する
■エピローグ あなたの「日常を取り巻く」行動経済学

こんな悩みの方におすすめです

この本におススメの方

  • 商品やサービスを売る側で、効果的な方法を知りたい時
  • 合理的でない判断をしてしまう理由
  • ビジネスに役立つ選択肢の作り方を知りたい

行動経済学は、最近の学問です。
ネットフリックスがこれらに基づいて、おすすめ作品を紹介するシステムなど組んでいるそうです。
最強の学問は言い過ぎ、でしょうが、このタイトルも行動経済学にのっとってつけられたものとしたら?しっかり担がれてしまいました。

認知のクセ、言い方、選択肢の作り方、など示唆に富む内容です。
商品やサービスを売る側はこれを意識して効果的に誘導することができるでしょう。
アメリカ企業の多くがこれをもとに売り上げを爆速させていることもわかりました。

消費者はこのことを知って担がれないようにすることも大事だなと感じました。

メニューに

ハンバーグ 1000

ハンバーグ 1000円

と書いてあって、円がついているほうが高く感じる、ということで、記号を書かない。とかいった姑息な手段です。
単位がついてなければ、それはそもそも価格ですらない気がしました。

本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

あわせて読みたい

のオーディオブック

アマゾンのオーディオブック Audible聴き放題【初回30日無料】
目が疲れている人、本は聴こう。寝る前に聴くとよく眠れるオーディブルオリジナルタイトル紹介など。
更新日:2024年3月5日

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

デジ豆

デジ豆の管理人。AppleWatchの設定のコツ、メンタルケアなどを紹介しています。パソコン仕事10年以上、仕事にまつわる体調不良や健康対策に自分が実際に実行していること、QOLが上がる商品やサービスの紹介。このブログがお読みいただいた方のお役に立てればうれしいです。

-book, note
-